吃音(きつおん)を持つ人たちのセルフヘルプ(自助)グループです。
吃音とは、「どもり」とも呼ばれ、話し言葉が滑らかに出ない発話障害のひとつです。
「自分の言いたいことが言えない」「言い終わるまでに時間がかかる」などの症状があります。そのことで、周りからいじめや差別を受けやすく、話すことを止めてしまったり、回避しようとしたり、また就職など社会的な参加にもつい消極的になってしまいがちです。
話さなければわからないため、一人で悩む要因にもなります。
わたしたちは、吃音があっても心豊かに生きたいを思っています。かけがえのない私であることを自覚し、さらに社会の中に自分たちの居場所を求めようとしています。
吃音のこと、吃音のある人が困っていることや、社会からの支援の制度が整備されつつあることなど、啓発にも努め、「吃音のある人にやさしい社会」を目指しています。